渡辺久也のブログ

誰一人取り残さない福岡市、そして世界へ

令和8年3月 福島原発訪問

|

私は去年から今年11月に行われる福岡市長選挙に立候補するつもりでした。そして、もし立候補するならまずは福島を見に行く必要があると考えていました。そこには、経産省の同期の木野くんがいます。彼は原発事故の時に経産省から派遣された職員の一人で、そのまま今日まで福島で働いています。どうせすぐに東京に帰るんだろう。お前らはいいよな、と福島の人たちに言われた木野くんは帰らない決意をしたそうです。福島のために役人人生を捧げると決意して今日まで福島で働いています。

私と木野くん

福岡市長になるのなら、福島に行って福島の今を見ておく必要がある。その想いで木野くんに連絡し、福島を案内してもらうことにしました。廃炉作業が行われている原発そのものを見ることはできませんでしたが、とても実りの多い訪問でした。津波が襲った小学校の跡やさまざま行われている復興事業を案内してもらいました。資料館も。そこで、疑問に思ったことは、復興庁の本部がなぜ福島に無いのかということです。そこに、今の日本の行政の全てが凝縮されていると感じました。福島の復興にこの事業が本当に必要なのかと疑問に思う事業もいくつもありました。それらの事業を行うことを決めたのも、復興庁の本部を東京に置くことを決めたのも、我々が選んだ国会議員であり、福島県民が選んだ地方議員です。しかし、本当にそれで良かったのかととても疑問を感じています。

帰り際に木野くんにお礼を述べて、「日本人なら一度はここにくる必要があると思った」と言うと、木野くんは「山田洋次監督も同じことを言っていた」と。木野くんは山田洋次監督が福島原発を見学した際に案内したそうです。福島で何が起きて、今何が起きているのかをまだ見に行っていない方はぜひ行っていただきたいです。

私はそんな日本を変えたい、そのために福岡市長になる、という決意を新たにしました。福島には今も避難生活をしている人が22千人以上います。

WordPress.com で次のようなサイトをデザイン
始めてみよう